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『三日月ロック』感想その5

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こんにちは。三日月ロックの感想もようやく終わりとなります。途中おるたな発売だの、ゴースカだのいろいろあったからだとは思います。いつもどおりの好き勝手な感想ですがどうぞ。特に音関係はよくわからないので変なこと言っていたらいろいろとすいません。

※好き嫌いを五段階評価で表してます。
 ★5とても好き、★4好き、★3ふつう ★2いまいち ★1だめ・苦手


11ガーベラ
★5
この歌はとても大好きです。この曲を初めて聞いたとき、ガーベラというタイトルでこんな美しい歌になるのかと思って驚きました。
ガーベラってかわいい花なんですけど、ある意味安っぽい花なんですよね。近所のスーパーで、比較的安い花束に入っていたりして。目立つ花なんでわりと見栄えがしますがそんな派手なところも含めて安っぽい印象があります。私は好きな花の一つなんですけど。
そんな花がタイトルなので、聴く前は、どんな感じなんだろう、明るい軽めの曲かなと漠然と思ってました。が、実際に聴くと、せつなさがただようというかやや暗い雰囲気の曲調で、色気もある美しいメロディなのが非常に意外で、大げさでなく仰天してしまって。
しかも曲調は予想外なのに、詞にはガーベラの歌だと思えるところもしっかりあるんですよね。例えば「アンテナ拡げて」は花の形そのものですし、「チープな定めで」は、そうなのよ、この花は安い花なのよとうなずいてしまいます。
そんなわけでたしかにガーベラの歌なのに、この上なく美しい歌でとっても感動しました。もう正直初めてこの曲を聴いたとき「私、スピッツに一生ついていきます!」と叫びたくなりましたよ、ほんとに。そしてまたしてもマサムネさんに「師匠、弟子にして~!」と土下座して言いたい気分にもなりました。スピッツの植物タイトルの歌では一二を争う名曲ではなかろうかと思います。
しかしとても良い曲ではありますが、この歌もある意味解釈によっては…おもいっきり最中…ですよね? 手が触れて、すべてを受けとめて、繋がってるわけだから。エロい解釈可能な歌なんですよね…。あんな哀愁に満ちた美しいメロディで、あんなに綺麗な声でこんな意味深な歌を歌われた日にはどうしたらいいんでしょう。
詞の解釈で悩むところは「扉ふたつ開いて」です。なんでふたつかなあと思って。でもなにかを待ってる状態で扉を一つだけでなく二つも開けるということは、あけっぴろげに全開にして待ってる感がしますね。
一番好きなフレーズは全部なんですけどもあえて一つに絞るなら「命に甘えて」ですかね。「白い闇の中で」と迷ったんですが。なににせよほんとうに良い歌です。

ところで歌詞カードの後ろを見ると、ガーベラではe-bowという楽器が使われてるそうで、「e-bowってなに?」と物知らずな私はググってみました。なんでもギターにくっつけて電気仕掛けで弦を振動させる装置らしいですね。たぶん間奏で聞こえるムイーンって感じの音の部分がe-bowなんだと思うんですけど。また一つ勉強になりました。

12旅の途中
★4
この歌は、特に強い印象を与えるわけではないのですが、なにげに心に残る歌ですね。とても好き、ではないけれど、好きです。良い歌だと思います。
歌の印象としては、二人がついたり離れたりしながら、どこかに向かって歩いている感じです。まさに旅の途中で。旅、といっても実際の旅行のようでもあり、ありがちな例えですが人生を暗示しているようでもあります。
メロディは懐かしさを感じられて、その雰囲気に心惹かれますね。穏やかな気分にもなります。
でも歌詞を見ると必ずしも穏やかって感じとも言えないような気がします。「ゆううつな迷い子」っていうのもそうなんですが、「正気な言葉をポケットに入れて」は正気な言葉はすぐに出せるとはいえ、しまいこんでいて、正気じゃない言葉を表に出してるのかと。やっぱり恋しちゃっていて、ふつうの心ではないのかしら。その辺りも含めて不思議な歌だと思います。
好きなフレーズはそういうわけで「正気な言葉をポケットに入れて」ですね。どういう状況かわかりにくくはありますが、でも気になります。

13けもの道
★3
この歌はまあふつうです。特に好きというわけでもないけど嫌いでもないです。この歌自体はそうなんですけど。
でもライブになると感想は一変します。というかまさにこの前の三郷で聴いたときなんですけどね。イントロがもう、ものすごくて。ベースがこわかったです。あまりにも恐ろしくて、変な話、腰を抜かしそうになったと言っても過言ではありません。けもの道を歩いていたら、いきなり大蛇が目の前に現れた、みたいなイントロでした。音楽素人な私でも、田村さんすげーっていうのが、骨身に沁みてよくわかりました。あのときの衝撃は正直CDでは感じ取ることができません。CDだとふつうのイントロ過ぎて拍子抜けです。
そんなわけで私にとってこの歌は、ライブに行く意味を教えてくれる歌です。ライブで聴かなかったら、ほんとにふつうの良い歌という印象しかなかったと思います。
でもライブには劣るとはいえCDでも良い歌には違いないです。なんだか先行き明るくて幸せそうな開放感あふれる歌ですね。「もう二度と君を離さない」だし。特に最後のフレーズは応援歌のようにも聞こえますが、勝利者宣言のようでもあります。
一番好きなフレーズは「可愛いつもりの醜いかたまり」ですね。醜いかたまりあってこそけもの道を抜けられるのかなと。それが可愛いつもりですから、たちが悪いなとも思います。


アルバム感想まとめ

とても良い歌の多いアルバムだと思います。夜を駆けるがある時点で、個人的にはすごいんですが、他にもいろいろ良い歌が集まってていいですね。
そしてなにげにエロい歌も多いような気がします。いや、マサムネさんの歌詞はこのアルバムに限らずエロいのが多いですが、艶っぽい感じというか、青臭さ薄めというか、他のアルバムのとはまた違う趣がある感じがします。なんとなく。
それから「どこかへ行く」歌が多いですね。旅とか移動するとかのイメージですね。ある目的に向かう感じ、上向き・前向き志向をなんとなく感じさせるアルバムでもあります。

ところで、にわかスピッツファンである私でもちょっと気になることがあります。このアルバムからスピッツの曲のプロデュースを担当するようになった亀田誠治さんについてです。亀田さんのプロデュースについては一般的に支持されている一方で、一部のスピッツファン、特に昔からのファンには根強く嫌われている印象があります。それについて素人ながらも少々私見を。
正直言って音楽についてはど素人もいいところなので、亀田さんのなにが良くてなにが悪いのかはさっぱりわからないです。これ以前の曲や、最近のセルフプロデュースの曲を含めての違いもはっきりとわからないし。当然評価もできないんですけど。
ただ、なんだか、そう……時々余分な音が入っているような気がするんですよね。すごくひきつけられる音がある一方で、なんでこの音入るのかなと思うときもあるというか。ババロアとかハネモノとか。旅の途中とか海を見に行こうとか。もう少しさっぱりした演奏でもいいのにと思うこともなきにしもあらずで。ただいつもそう思うわけではないのですが。あんまりさっぱりすると物足りないのかなとも思えます。
私自身はこのアルバムは全体的に好きですし、亀田さんのアレンジを嫌いになる理由もないんですが、でもよく聴くと亀田さん嫌いの人たちの気持ちもわからなくもないという気がします。

ジャケットはあんまり好きではありません。これ自体が嫌なのではなく収録曲の雰囲気とあってない気がします。また歌詞カード部分もあまり好きではないです。まずは目次が太ゴシックなのがなんとなく嫌です。また歌詞のフォントを変えたり文字のインクの色を変えたりしているところも好きではないです。やり方がなんだかセンスなくて。野暮なのはスピッツらしいのですが、それにしてもなんかすべってるなっていう印象です。ただ中の写真は、すりガラスのとか、コップのとか、車の窓の写真とかいい画像が多いですね。CDのデザインは三日月を表しているのはいいですが、こうもりのイラストは微妙です。
全体的にデザインは微妙だと思います。中の曲がいいだけにもったいない気がします。

以上です。次から、おるたな感想に専念できます。
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