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『フェイクファー』感想その2

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フェイクファーの感想2回目です。
9月も終わりに近づいて秋らしくなってきました。今回は楓の感想が入っているので、ちょうどいい頃合いになってきたのかなーなどと思ってます。
いつもどおりに無駄に長い、個人的な解釈にあふれた感想ですが、よろしかったらどうぞ。

※好き嫌いを五段階評価で表してます。
 ★5とても好き、★4好き、★3ふつう ★2いまいち ★1だめ・苦手

04 運命の人 Album ver.
★4
フェイクファー収録のほうはアルバムver.ですね。時系列でいうとこちらが後で、たしかシングルver.よりも半音低いんでしたっけ。細かい違いはわかりませんが。
以前RECYCLE収録のシングルver.の感想は書きました。で、今回はアルバムver.を聴いたわけですが、個人的にはアルバムver.のほうが好きです。
理由はこちらのほうが優しい感じがするからですね。シングルver.のほうが軽い・チャラい感じがして、まあこれはこれで面白いですけど、比較すると軽く笑い飛ばしているようなシングルver.より、優しく見守ってるようなアルバムver.のほうがいいです。2番のサビの歌詞とかに特に優しさの効き目が出てますね。
ところであの有名なフレーズ「バスの揺れ方で人生の意味がわかった日曜日」ですが、前回の感想のときは解釈が固まってなかったですが、今は自分なりの解釈があるので語ってみることにします。(検索していたら草野さんの語った"正解"があると知りましたが、それはそれ、これはこれで。正解を求めているわけではないので。)
バスに乗っていて急に揺れると、そのときの振る舞いで乗客の人となりが見えるような気がします。回りに迷惑かけないようにふんばる人もいれば、あっさり隣に倒れかかる人もいるし、用心していてまたは要領よくふるまってとっさに吊皮や手すりにつかまる人もいれば、ぼうっと立っていて急な揺れに対応できずバランスくずす人もいたり。人生における世間での自分の役回りもおのずとわかるものです。この歌の主語となる男はヘタレっぽいから、とっさにつかまることができずバランスを崩すものの、かわいい女の子も一緒に倒れそうになるから、思わず手を握って支えてあげたんでしょう。要領よくふるまえない男だけど運命の人のためならがんばって支えちゃう。そんな情景なんだと思ってます。
「愛はコンビニでも~」は彼女へのプレゼントとかですかね。それならたしかにコンビニ以外のところを探したほうがいいような。ふざけて変な下着に手をだそうとしたり、みたいな感じを想像してます。
全体的にはヘタレ男が彼女のために前向きに頑張っている歌のような気がします。時に「あえて無料のユートピア」を通り過ぎるような虚勢を張ってでも。だから優しい感じのアルバムver.のほうが好きなのかもしれないです。
今年はゴースカ&夏イベでアレンジ違いver.を披露してましたね。アレンジを変えたイントロ部分はゴースカで聴いたときはさっぱり記憶に残らなかったですが、新木場サンセットではかろうじて覚えているのでよかったなと思ってます。
二番目に好きなフレーズは「つまづいた時には~二人で見つけよう」ですね。アルバムver.で聴いたほうが胸に響きます。

05 仲良し
★5
この歌はとても切ない歌ですね。詞に友達以上になれない苦しさ切なさがあふれていますね。言葉の一つ一つが的確すぎて片思いの心情が明確にイメージできてしまうのに感嘆してしまいます。
「いつも仲良しで~あれは恋だった」特にここは片思いの描写がまさにその通りとしかいいようがないと思います。
「時はこぼれていくよ~君は色褪せぬまま」片思いのまま時が過ぎていくけれど想像の世界では恋焦がれている人が変わらず鮮やかに浮かぶ様を、こういう言葉で表現しているのがとてもいいです。またここでリズムというか曲調が変化するのと詞の内容が妙に合っていて、よけい切ない気分になります。
「気のせいだと悟らずにいられたなら」ここはいつも私は一瞬意味を取り違えてまごついてしまうのですが、「気のせい」と「悟らず」は並列で「『あれは恋だった』は気のせい」で「『あれは恋だった』と、悟らない」でいられたらよかったのに、という意味だと思ってます。自分の恋心に気がつかなければ「悪ふざけで飛べた」だろうに、という解釈です。
「サンダル履きの足指に見とれた」女に恋する男の視線がリアルで、でも生々しさの一歩手前になっている表現だと思います。
雨の後を「陽の光たち 街を洗う」というのも秀逸な表現ですね。
こんな感じで詞全体がキラキラしすぎです。片思いの歌としては完璧な出来としか思えません。
曲調も演奏も美しくて詞とも合っていてほんとうに素晴らしいです。歌い方も「ブルーになってた」のルの響きが素敵です。
こういう歌をカップリングどまりにするなんて、スピッツはなんだかもったいないことしてるなあと思います。
一番好きなフレーズは全部といいたいけれど、「悪ふざけで~いられたなら」の辺りですね。せつない胸の内をうまく歌っていると思います。

06 楓
★5
楓の感想は実質3回目です(前の2回はスピッツ好きになったきっかけ話とリサイクル感想)。前の感想とはかぶらないようにします(笑)。
リサイクルの影響か、なんとなくアルバムの後ろのほうに収録されてるイメージがありましたが、フェイクファーでは真ん中なんですね。意外でした。
楓は、演奏で好きだと具体的に語れる部分があります。音楽は詳しくないので楽器の聴き分けもできずあやふやで怪しげな説明しかできませんが。
Aメロ最後の、1番の詞だと「丸くなっていたこと」の後辺りの音(ギター?)とか、Bメロ最後の、1番の詞では「夢もあったけれど」の後辺りの音(ベース?)とかが好きです。またBメロとサビで時々鳴るパシャーンって感じの音(シンバル?)とかもアクセントが効いていて好きです。他にも「長い季節が来て」の後の弦をキュッとはじくような音もなんだか好きです。
歌声については、マサムネさんの鼻にかかったマ行・ナ行に加えてラ行の音の威力が半端ないですね。特に「僕のままで」の"まま"とか、「君と会う日まで」の「"ま"で」とか、「見てたかなぁ」の"な"とか「叶えられない」の「"られな"い」とか、「さよ"なら"」とか、「"ま"ばたきするほど "な"がい季節が来て」とか、聴いていて妙に心惹かれる音です。
詞については、2番の歌詞の解釈が気になります。「探していたのさ 君と会う日まで」は今の気持ちではなく出会ったときの気持ちだと思います。このフレーズそのものが「今じゃ懐かしい言葉」それ自体だという解釈です。別れた今となっては昔出会ったときに思った"君と会う日まで(君を)探していた"という言葉が懐かしい、という意味だと思ってます。そしてここで文は一旦切れて、次の「ガラスの~あの日まで」はその後の「風が~信じていたのに」にかかって、幸せを信じていたのはあの日までだった(その日に別れた)と解釈しています。
ちなみに私、リサイクルの感想を書いたころまでは生別の別れ歌だと思い込んでいました。世間では死別解釈が多いみたいです。言われてみると死別とみなしたほうがしっくりくる表現が多いですね。
たとえば「君の声を抱いて歩いていく」永遠に聞けない、記憶の中の声を抱いて歩く(=生きる)と考えるほうが合ってますし。
あるいは「瞬きするほど~聴こえる?」は二人がこの世とあの世に分かれていると考えると、果てしない空間にこだまする呼び声がそれらしく思えます。生別だと「呼び合う」とは思いにくいですしね。
楓に限りませんが、何回聴いてもこんな感じで新たな発見があって飽きないですね、スピッツの曲は。
スピッツは他にも良い曲が多いので忘れがちになりますが、楓も大好きな曲なので、一度は生で聴いてみたいです。今年はゴースカや夏のイベントで楓を演奏したところもあるのでうらやましい限りですが、まあ代わりに聴けた曲もあることだしと自分を慰めてます。念願のスパイダーはこないだ聴けたので、次はメジャーどころならば楓か渚あたりが聴きたいですね。
二番目に好きなフレーズは「風が吹いて~軽いタマシイで」でしょうか。恋しい人を失うことをまったく予想しなかった浅はかな心を的確に表現してますね。しかも魂じゃなくてカタカナで「タマシイ」ですからね。軽すぎるくらい軽い心です。だからこそ失った痛みが大きいと感じられるのでしょう。

この3曲については余談というかおまけ感想があります。本編に入れるにはいろいろと差し障りがあるので入れませんが、そのうち余談についてもアルバム感想とは別に更新できたらなと思ってます。
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